ハクライトのおすすめ漫画ブログ

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老眼鏡に映る大人の恋愛劇『リストランテ・パラディーゾ』おすすめ第7作目

時に皆さん「眼鏡萌え」はありますか?

どうも眼鏡大好きハクライト(@hakuraito00)です。

そんな眼鏡萌えを持つ多数のお姉さまに問いたいです。

『老眼鏡紳士』ってどうですか?

と言うわけで、今回紹介する漫画はこちら!

作:オノ・ナツメ先生
『リストランテ・パラディーゾ』

 

『リストランテ・パラディーゾ』簡単3行あらすじ

主人公ニコレッタは、自分を捨てた母親に会う為、彼女の現在の旦那が経営するイタリアはローマのリストランテを訪れた。

その店の従業員達は皆が老眼鏡を掛けた紳士で、そこで彼女はクラウディオと言う老紳士と出会い、次第に大人の魅力にはまっていく。

大人の男性に憧れる女子に送る、老眼鏡ラブコメディ。

 

 

掲載誌情報!

大田出版さんの、「マンガ・エロティクス・エフ」と言う雑誌にて、2005年5月から2006年の3月まで、連載されてました作品です。 

多数のスピンオフ作品が出ておりますが、本作はこの『リストランテ・パラディーゾ』一冊で完結となっております。

タイトルのパラディーゾ』とは、『天国』と言う意味だそうです。

このパラディーゾが、どう関係してくるかは是非とも本編を御覧になって下さい。

まずはみんな眼鏡をかけよう。話はそれからだ

私は眼鏡を掛けていると、魅力が3割増し所か、5割増しくらいに感じる程の、生粋の眼鏡萌えニストなんですが、私の周りを聞くと、どちらかと言えば眼鏡に萌えるのって、男性より女性の方が比率が高い気がするんです。

つまり、

彼女の居ない男子はみんな、眼鏡をかけるべき

なのですよ(強引な理屈) 

本作品は、眼鏡の中でも更にマニアックな

老眼鏡紳士

というジャンル。

老眼鏡を掛けているという事は、それすなわち相応のお歳を召した男性という事。
だけれでもそこには、若い人には出せない、老齢故の味のある色気と言う物も存在するのだと、教えてくれた本であります。

そして、人生も折り返し、自分はもうとっくに枯れてしまったからと自覚し、諦めてしまった彼らの心に、再び恋と言う炎が灯る時、どんな物語が描かれるのでしょう?

一度枯れた葉だからこそ、灯った炎は厳かに燃ゆる。

イタリアを舞台にした大人の恋愛劇。
そこには、強烈に胸を焦がすような思いや、相手を思う余り涙してしまうような熱い情熱などはほとんど介在しない。

静かな時間に、厳かな空間。お互いの存在を慈しみ、束縛するでも無く、放置するでも無い。ただ、共に居られる瞬間を感謝するような、そんな柔らかな恋愛。

登場人物のほとんどは、一度も二度も、苦い経験を重ねた末の熟成した色気を醸し出す、大人達。

それに対し、主人公のニコレッタはまだまだ子供で、想い人のクラウディオに対し、自分の気持ちを確かめる意味も含めて、熱烈な想いと若さを武器に、彼に対し強引なアタックを試みたりもしてしまう。だがその想いを優しくたしなめられ、スマートにかわされる度に、彼が大人であり、自分がまだ子供なんだと言う事を強く自覚してしまう。

大人と子供の境目とは、一体なんなのだろう?

読み終わった後、まるでそんな事を問いかけられている様な気になる作品です。

 

相手の気持ちを思いやり、彼の抱えてきた傷を、彼の今まで人生を理解し、そして尊重する事。それは、相手に一方的に自分の想いを伝える、若さの芽吹く初々しき恋とは真逆の位置にある存在。

クラウディオとの人生の圧倒的な経験値の違いに打ちのめされる出来事もありつつも、諦めずに焦らずに、ニコレッタは知らず知らず、まるでクラウディオに導かれるように、大人の階段を上っていく。

そしてクラウディオもまた、ニコレッタの若い情熱に戸惑いながら、どう真摯に答えていいものか分からずに、迷いの日々を送る事になる。

 

そんな時にふと目の前に現れる、彼の元妻。

年齢に関係無く、人と人との人生が一瞬でも交錯すると言う事は、それだけで奇跡と呼べるものなのかもしれない。だけれどもニコレッタは、元妻の前で、自分の知らない表情を浮かべるクラウディオの横顔に、悔しさを感じたりもする。

 

子供の貴方、大人の貴方、男性の貴方、女性の貴方、歩いてきた人生によって、読み方、感じ方は違うと思います。だけどもし貴方の人生の先か、もしくはすぐ傍に、諦めていたかもしれない大人の恋愛がコロンと転がって来るかもしれない。

何故って、恋はいつだって、唐突で、突然で、情熱的なものだから。

 

もしも老眼鏡や眼鏡や、老紳士が好きな方は、是非一度手にとって見てください。 

ついでに言うと、やたらとパスタが食べたくなる作品でもあります(笑)

いや、舞台がイタリアンレストランだからか、やたらと美味そうなパスタが一杯出てくる訳ですよ。

 

 

と言う訳で、今回紹介しましたのは、

作:オノ・ナツメ先生

『リストランテ・パラディーゾ』

でした。 

と言う訳で、今回はこの辺で!

ハクライト(@hakuraito00)でした!